我々KAVの普段の活動範囲を紹介致します!
当サークルではメンバーの自主性を重んじています。行きたい山がある部員は自分の力で、OB・先輩のサポートを受けながら山行を計画し、実施することができます。 また、行きたい山が分からない部員も友達・先輩が発案した山行に参加することができます。
さらに、ザイルワークや雪上訓練といった、技術を磨くための訓練もOB・先輩のサポートのもと受けることができます。
安全対策については「マニュアルについて」を御覧ください。
2016年度は80回近く山行が行われました。
![]() | ↓武甲山山頂から見た秩父盆地 |
↑ネコノメソウの一種 奥多摩川苔山にて | ![]() |
![]() | ←GW残雪期雪山山行 北穂高岳山頂にて |
桜が咲き、皆さんが大学に入学する頃、高い山は雪と氷に閉ざされています。冬季の高山の活動は「冬」を御覧ください。
低山では雪が溶け、沢山の花が咲く季節となります。新歓期には神奈川県内・東京都内にある初心者でも安心して登れる低山を活動の場としています。
新入生にとって初めての長期休暇であるゴールデンウィークには、テント泊をしながら山々を渡り歩く「縦走」を経験できます。また、OB・先輩の指導を受けながら残雪期の雪山へチャレンジすることができます。
蒸し暑くなってくると、沢登りをして冷たい水を浴びる部員もいます。
![]() | ↓裏銀座烏帽子岳のリンドウ |
↑劔御前から見た劔岳 | ![]() |
![]() | ←扇沢~日本海縦走の途中 |
夏休みに入ると我らがKAVのメインイベントである長期縦走・定着があります。隊によって活動内容は異なりますが、3泊~2週間ほどテント泊をします。
北アルプスを2週間かけて縦断して日本海を目指したり、劔岳の目の前にテントを張って様々なルートからアタックしたり、南アルプスを全山制覇したりと、皆さんの記憶に残る充実した夏休みを送れることでしょう。
長期縦走には不安を持つ方もいらっしゃいますが、例年しっかりとした下調べをした上で安全対策をし、その日に向けて登山を重ねていけば達成できます!
なお高山や日本北部の山々は9月に入ると秋になり、場合によっては雪が降る可能性があるので、長期縦走は夏休み前半に計画されます。
↓西丹沢の紅葉 塔ノ岳にて | ![]() |
![]() | ↑甲斐駒ケ岳のナナカマド |
高山の登山道が凍結して山小屋が閉じてしまうと、活動の場は再び低山へ移ります。2016年度は山形県から三重県まで様々な計画がありました。
野山を彩る錦のような紅葉を鑑賞したり、聳え立つ岩山から空気の澄んだ町を見下ろしたり、ただ黙々と歩き続けたり、バーベキューをしたり、といった活動をします。
慶應義塾大学では三田祭期間にまとまった休暇が得られるので、各学年ごとに旅行へでかけることも多いです。
↓冬の八ヶ岳 | ![]() |
![]() | ↑塔ノ岳の森の中 |
他の季節と比べても危険が多いため参加する部員は減りますが、KAVは冬にも活動しています。 特殊な装備が必要だったり極寒だったりと大変な面もありますが、一度山に入ってしまえば目の前に広がる景色は他の季節では決して味わえないものとなるでしょう。
日帰りで冬の低山を楽しむ部員もいます。
春休みには海外旅行やスキー旅行に出かけることもあります。
↓沢登り 西丹沢の小川谷廊下にて | ![]() |
![]() | ↑ザイルを用いた岩登りの練習 |
沢登りや岩山に登る人は専門の技術(ザイルワーク)が必要です。当サークルでは練習のための山行を何度も開催し、いつでも先輩・OBに教わる環境が整っています。技術が十分に身についた部員は、道なき道を行く「バリエーション」という特殊なルートに参加できるようになります。
その他にも放課後にボルダリングをする等、幅の広い活動を行っております。
当サークルではメンバーの自主性を重んじているため、練習は自主練のみとなっております。特定の山行への参加を強制することはありません!ただし、安全性の観点から、テント泊を経験していない部員が危険地帯を含む長期縦走や冬季合宿に参加することはできません。